
看護師ってホント激務だよ・・・
日勤が終わっても毎日残業だよ~

ロング日勤は、残業代もつかへんで!
皆さん、長日勤(ロング日勤)はご存じですか?
最近導入されている病院も多いようです!
しかしその評判は賛否両論!
「長日勤は日勤に比べてキツイ!」
「長日勤は自分には無理!」
そんな声もあれば、
「私は長日勤に向いている!」という言葉もあります!
実際長日勤制度はどのようなものなのでしょうか?
この記事では長日勤のメリットやデメリットを紹介していきますので、自分に合った働き方を探しましょう!
この記事でわかるのはこんなこと!
✅長日勤(ロング日勤)にてついて
✅長日勤(ロング日勤)のメリットやデメリット
✅自分に長日勤(ロング日勤)が向いているか知りたい
長日勤(ロング日勤)とは

病院によって勤務時間は多少異なりますが、日勤・長日勤の勤務時間の違いはこのようなものになります!
日勤:8:30~17:00
長日勤:8:30~21:00
長日勤は最近になって取り入れている病院も増えてきているようです!
一般的な日勤は8:30~17:00など、約8時間勤務のことを指しますが、長日勤は休憩を含むと約12時間程度の長時間勤務となります!
「絶対そんなのしんどいよ~~」
という声が今にも聞こえてきそうです!
何故このような過酷な長日勤が登場するようになったのでしょうか?(;´・ω・)
それは看護協会のガイドラインが関係していると言われています!
最近は三交代制から二交代制への移行が増えてきている病院も増えました!
看護協会のガイドラインでは
勤務の拘束時間を13時間以内とする
という項目の記載があります(;´・ω・)
つまり、二交代制だと夜勤者はおおよそ16時~翌朝9時までの勤務となるのですが、これだとガイドラインで定めている13時間を超えてしまうのです!
そのような勤務は夜勤者の負担が増えるため
「少しでも夜勤者の負担を軽減しよう!!!(^^♪」
と立ち上げたのが長日勤制度です!
この長日勤制度を活用することで、夜勤者の勤務時間を12~13時間に短縮することが可能となってきます!
つまり、長日勤の制度は夜勤者の勤務時間を減らし負担を軽減することを目的としたのですね!

つまり、長日勤の制度は夜勤者の勤務時間を少なくして負担を減らすことを目的としたんやな!
ほんで、長日勤制度を作ることでガイドラインの範囲内で勤務時間を組めるってことやな!
病院によっても長日勤の勤務時間に変化あり!(実例紹介)
冒頭での長日勤の勤務時間を見て、

長日勤なんて長すぎるよ!
無理だわ~
と、思う人も少なくないでしょう!
しかし、長日勤と言えども病院によっても勤務時間は様々です!
例えば、私の病院での長日勤の勤務時間は
8:30~19:00までとなっています!
なので夜勤者は18:30から勤務を開始し、19時までの30分間で長日勤者から申し送りを受け、勤務交替となります!
そうなってくると、夜勤者は19:00~翌日9:00までの勤務となります!
食事の下膳からが夜勤者の仕事となり、翌日の朝の配膳・配薬後に日勤者に交代することとなります!
どうですか?このように長日勤だからと言って必ずしも21時までの勤務ではなく、病院によっても勤務時間は変わってくるのです!

病院によっても勤務時間が違うからしっかりと下調べはしておかないといけないね!
✅病院によっても長日勤の勤務時間は違う
長日勤(ロング日勤)のメリット
長日勤制度は多くの病院で導入されているということは事実ですが、
「メリットをあまり感じられないよ!」
という人も多くいるようです!
しかし少なからず長日勤制度にもメリットがあるのです!
長日勤のメリット
✔夜勤者の負担が減る
✔長日勤の翌日はゆっくりと寝れることが多い
こ、これだけ!?
と思いますよね!(;´・ω・)
実際長日勤のメリットはこの程度かなという印象です
夜勤者の負担が減る
長日勤制度があると、夜勤者の勤務時間が20・21時~翌朝9時までなどと短縮されるため、その分夜勤者の負担は減ることが予想されます!
夜勤の開始時間が遅いため、昼間の時間を自由に活用しやすいというのがうれしいですよね!
そして、だいたい消灯後からの勤務開始となるため、日中や夕食時などに比べると活動する患者さんも極端に少なくなるため、ナースコールの対応も減り、夜勤業務に集中することが出来るでしょう!
長日勤の翌日はゆっくりと寝れることが多い
長日勤の勤務終了時刻は21時、少し残業をして21時半頃に帰宅でしょうか
朝8時半から21時まで勤務しているため、普通に考えると翌日は遅出、夜勤、または休みです!
そのため、翌日は朝はゆっくり寝れるでしょう!
もしも、
「私の職場は長日勤が2日続く・・・」
なんていう意見があるなら、あなたの職場はブラック病院・・・?
しかし、これも病院によってかわってきます!長日勤が19:00などで終わる私の病院などは、翌日も長日勤!ということもよくある話です!
長日勤(ロング日勤)のデメリット
数少ないメリットを紹介しましたが、お次は長日勤のデメリットを紹介しましょう!
長日勤のデメリット
✔とにかく過酷
✔給料が減る
✔雑務が多い
とにかく過酷
とにかくこれに限ります!
ホントにちょーーーキツイんです!
「日勤の時間を少し残業するくらいの気持ちでいいんでしょ?」
なんて考えだったら甘い!!!
そもそも皆さんは日勤でどのような業務を行っていますか?
日勤業務
・清拭などのケア
・オペ出し
・オペ帰り
・入院処理
・検査出し
・食事介助
このように盛りだくさんのイベントを普段は8時間の日勤のうちに行っていますよね!
長日勤ではこの盛りだくさんのイベントをした後に、更に夜勤者来るまでの時間を働かなければなりません!
普段の業務でも残業だらけ・・・
そんな人がたくさんいる中、さらに長日勤者は走り続けるのです!とても過酷ではありませんか?
もう勤務の後半になると集中力も途切れますし、インシデントのリスクもあがってしまうこと間違いなしでしょう
給料が減る
元々16時間夜勤だったのが12~13時間に短縮されるため、その分給料も下がります
これじゃ~モチベーションが保ちません(;´・ω・)
普段の二交代制の勤務形態に比べると給料が減ることは間違いないでしょう
長日勤手当があるわけでもないため、過酷さが増すのみですね
ちなみに、長日勤手当などはないため、アテにしてはいけません!
雑務が多い
長日勤をしていると、気を利かせてくれる人なら、少々日勤での受け持ち患者を減らしてくれることがあるでしょう!
しかしその分雑用の仕事が増えるのです!
ナースコールの対応や、先生の処置につくなど普段は受け持ち看護師が行うことを長日勤者が行い、身体的にも精神的にも疲労が溜まりやすい立場にあることが考えられます!
ロング日勤が向いている人はこんな人!
ロング日勤はデメリットが多く、過酷であるということがわかっていただけたかと思います!
そんなロング日勤に向いている人ですが、このような人達が当てはまります
ロング日勤に向いている人
✅雑務が好きな人
✅体力に自信がある人
雑務が好きな人
ロング日勤をしていると準夜勤の人が来るまでの雑務をしなければなりません
オムツ交換や、Nsコール対応、検査出しなど本来であれば準夜勤で行うはずの雑務を行わなければなりません!
また、ロング日勤では勤務時間が長い分、負担を減らすために受け持ち患者はある程度人数を少なく、または病状が軽い患者さんをうけ持つことが多いです!
ですので、案外日勤業務はすぐに終わりますのでその分他のメンバーの業務を手伝ったりすることで時間を使います

ロング日勤の日の後半は雑務が多いから、看護師というより助手業務をしてるって感じやな!!
体力に自信がある人
ロング日勤は受け持ち+雑務を行うため、休憩以外の勤務時間はほとんど動きっぱなしのことが多いのです
ですので動きっぱなしでも集中力を切らすことがない体力に自信がある人にはオススメであると考えられます!
とはいえ、もしも日勤業務が終わらずそのまま長日勤の業務に移行してしまうと、夜勤者と勤務交替をしてから日勤の残務を行うことになりますのでいくら体力に自信がある人にとっても過酷なことには変わりないのかもしれません

いかに日勤業務を早く終わらせることが出来るかが勝負やで!
長日勤(ロング日勤)は労働基準法にはひっかかりなし!

労働基準法って1日8時間を超える勤務は違反になるんじゃないの?
だから長日勤で12時間も働いたらダメなんじゃない?

その考え、惜しいねん!!
たしかにそうなんですが、労働基準法では
シフト勤務の場合、週40時間を超えなければOKとしているのです!
そのため、長日勤は労働基準法の違反にはならないのですね!

長日勤は労働基準法に引っかかるから禁止!!!と思った皆、残念やな・・・
長日勤は1か月に何回程度ある?
ここまで読んでいただいた方、
「長日勤は毎月何回程度あるのかな・・・?」
と疑問に思った方もいるかもしれません!
それは病院によっても様々ですが、翌日の勤務を夜勤や公休などにあてることを考えると平均して月に2回程度であると考えられます!
また、長日勤を含んだシフトはこのようなシフトが多いと言えます!

まとめ:ワークライフバランスを意識しよう!

働いている病院がこれから長日勤を導入する、転職する病院が長日勤を導入しているなど、病院によってシフトの形態は様々です!
皆さんの働きやすい環境も大事ですが、どのようなシフトかということもしっかり把握して、ワークライフバランスを整えることも大事ですね!
では、また!
コメント
看護師の実は。面白い🥸
リアルはやっぱりキツイなぁ、、、
いつでも見に来て(^ω^)