
看護師・・・辞めたい

まだ働きだしたばっかりやのに、どないした!!
新人看護師の皆さんは、この1年は毎日が大変と感じるでしょう!
なので後に振り返るとこの1年はあっという間!と感じるはずです!
しかし、1年も経たずに辞めてしまう人がいるのも事実です!
そこで今日は、新人看護師の離職率についてお話をします!
この記事はこんな人にオススメ!
・新人看護師で辞めようか迷っている人
・毎日が辛くてどうしようもない人
・看護師の1年目って辞める人が多いのかな?と思っている看護学生さん
新人看護師の離職率の推移
2021年3月に日本看護協会による「2020年病院看護実態調査」の発表によると2019年度の新人(新卒)看護師の離職率は8.6%でした!
前年までの離職率の推移は以下の通りです


前年より増えてるじゃん

うん、前年より0.8%上昇やな

だいたい100人のうち8人くらいは辞めているってことだね
悲しい現実だ!

辞めてないけど休職とかしている人もおるやろうし、実態はもう少し深刻かもしれへんで!
では、次に病床別の新人看護師の離職率についてみていきましょう!


病床数が少ない病院が圧倒的に離職率が高いんだね・・・
私は以前働いていた病院では500床以上の規模で比較的大きな病院でしたが、新人看護師の離職率は2%程度と低かったです!
一方で学生のころに行った東京のある有名な1000床を超える大規模病院の説明会では、
「私たちの病院は新人看護師の離職率は10%です!」
と鼻高々に言われてこの病院やべぇ~~~~と思ったことを覚えています
なので、一概に大きい病院が良い!というわけではありませんが、一つの指標として、病床数が大きい病院の方が離職率は低い!ということを頭の片隅に入れておくのもいいかもしれませんね!

今思えばワイの前の病院は離職率2%ってすごかったんやな~~
ホワイト企業やったってわけやな!
新人看護師が辞める時期とは
新人看護師が辞める時期は以下の3つがあると言われています
✅入職1か月目
✅入職3か月目
✅入職6か月目

どうしてこの時期に新人さんは辞めるの?

この時期は新人にとって色々と変化する時期であるからやで!

変化する時期って?

働きだして理想と現実のギャップを感じることや、夜勤が始まって心身ともに疲労がたまったりする時期やねん!

なるほど!
新しいイベントが増えだしていっぱいいっぱいになる時期だね!
新人看護師が離職率する原因とは?

新人看護師が離職する原因ってなんなんだろう?

それは、こんなことが考えられるで!
新人看護師が離職する原因
✔しっかりとした教育体制がない病院を選んでいる
✔多忙すぎて心身の疲労が限界(病院のフォロー体制が甘い)
✔同期が少なくて孤独
✔給料が低い病院を選んでいる
✔希望の部署とは違うところに配属
しっかりとした教育体制がない
病床規模が小さな病院や新設されて間もない病院にありがちなのが、教育体制の緩さです
特に規模が小さな病院ですと教育担当や新人教育者などの担当・委員会が無いところが多いです!
また、ラダー教育などの研修制度を取り入れていない病院もあるため、が無いと言った病院も多いです!
なので、就職した翌日から患者を一人で受け持つ!なんてヤッバイ病院が今でも実際にあります!

ワイの同期は他の病院に就職して翌日から7人の患者の受け持ちしたって言ってたで!
もうヤバくてすぐに「辞めてまえ!」って言うたわ!!!
多忙すぎて心身の疲労が限界
これも新人看護師の中では゛あるある”のことではないでしょうか!
業務に追われすぎる、先輩に怒られることが多くなり心身ともに疲労が限界となり辞めてしまうケースですね!
これも病院の体制がしっかりとしていない所では起きがちのことです!
基本的には新人看護師には定期的にストレスチェックと言って現在の仕事に対するストレスの評価をします!
これを怠ると、心身の疲労が溜まった可愛い新人の看護師に気づいてあげれないことがあります!
あなたの病院はそのような、病院がしっかりとフォローしてくれる体制は整っていますか?

ワイの病院ではストレスチェック3か月に1度やってたで!
ワイが1年目でストレスヤバイ時、その評価を1ばっかり(1~5段階で1が最もヤバイ)つけてたらその日中に師長に呼ばれて話聞いてもらったわ!
そのくらいしっかりしている病院を選んでほしいな!
同期が少なくて孤独
これも小さな規模の病院にありがちですが、小規模病院では4月の新卒採用者が少ないのが特徴です!
400床以上などの大規模病院では各病棟に同期が4~5人いることもあります!病院全体で同期が50人程度になるでしょう!
しかし、200床以下などの小さな規模の病院は多くても各病棟に2~3人、最悪の場合同期がいない!なんてこともあります!
なので、相談する人や、悩みを打ち明ける場が無いため、孤独になり、働き続けることが難しくなることが予想されます!

そこの病棟が急性期か慢性期か!でも同期の人数はかわってくるで!
急性期は看護師の入れ替わりが激しいから多めに同期をとることもある!
ちなみにワイは1年目の時の同じ病棟の同期は7人やったで!
病院全体やったら看護師の同期だけで60人いたわ!!
給料が低い
就職したけど、思ってたより給料が低い~~~
もっともらえると思ってた~
という理由から、他の病院の求人に目を光らせそのまま転職するという傾向もあるでしょう!
1年目の最初のうちは夜勤や残業もないため、給料は基本給をもらえる程度ですもんね!
しかし病院によって給料格差が大きいのも事実ですし、就職前にしっかりと給料面などの福利厚生を確認することも大事です!
希望の部署とは違うところに配属
自分の性格の特性を理解した上で慢性期を希望していたのに、配属先は何故かICU・・・
なんてこと多々あります!
何故自分がここの病棟を希望するのかを面接時にしっかりと伝えましょう!
しかし、実際に伝えてもこのように希望が通らないことも多いです。
ですので、慢性期か急性期!というざっくりとした希望でも良いので、伝え続けることが必要でしょう!

就職するときはある程度自分の希望部署を決めておくことは大事やな!
離職率が高い病院を選ばない方法

こんなこと言われたら働くのが怖くなったよー!!

大丈夫!そんな評判の悪い病院は対策をしたらちゃんと避けられるで!
離職率が高い病院を選ばない方法
✅専門学校や大学の先生に聞く
✅病院で働いている先輩に聞く
✅積極的に説明会に参加する
専門学校や大学の先生に聞く
就職先に困ったときは、皆さんが卒業した専門学校や大学の先生に聞くことをオススメします!
先生たちのもとには卒業後も卒業生が頻繁に足を運び就職後の悩み等を打ち明けます!
その中でもちろんその病院の評判も話してくるわけです!ですので、先生たちはある程度その病院が新人看護師にとって働きやすい環境か、ということを理解しているのです!
先生たちも教え子が離職することを望む人はないはずなので、親身になって評判の良い病院を一緒に探してくれるでしょう!
病院で働いている先輩に聞く
気になる病院で働いている先輩がいるなら、積極的にその先輩に病院の評判を聞いてみましょう!
そこで働いている先輩の”生の声”を聞けることでよりいイメージが沸きやすいでしょう!
特に規模の小さい病院で働いている先輩であれば、ある程度の病院の全体像を把握しているでしょう!
お局さんはいないか、無茶なシフトではないか、病院の人間関係が良いか、など気になることを積極的に聞いていきましょう!
積極的に説明会に参加する
自分の就職先や、就職を希望する病院の説明会に積極的に参加しましょう!
評判だけでは病院の内部のことはわかりません!自らの足で積極的に就職先の病院を見に行きましょう!
また、病院の説明会に参加するだけで病院側は
「この人はうちの病院に興味を持って積極的に来てくれてるんだな!」と高評価をもらえます!少なからず面接でも有利となるでしょう!
説明会に行って自分の顔を売る、そして自分が聞きたいことをしっかりと聞いて病院への不安を解消しましょう!
働きながら、転職先を探すのは大変ですが、皆さんの手助けをしてくれる就職・転職サイトもあります!

このように看護師向けの就職サイトも多数存在します!
このようなサイトは登録して説明会に応募、そして先行準備なども一緒にしてくれるため、看護学生や新人看護師の皆さんには強い味方になるのではないでしょうか?
まとめ:自分の病院は自分で知ろう
新人看護師の離職率についてのお話をしました!
決して勘違いしてほしくないことは、看護師を辞めることは悪いことではありません!
辞める原因は様々です!しかし、どうせならはじめから離職率が高くない、良い病院で働きたいですよね!
皆さんは何が目的でその病院を希望されたのですか?
本当に今の病院は満足している就職先でしょうか?
今後の長い看護師人生を悔いのないようにしましょう!そのためにも自分に合った就職先を探しましょう!
では、また!
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